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2008年9月28日 (日)

ナマケモノの私

今週は、何だかまぁ、有り体に言えば忙しかった。
いや、忙しいとも言わないか。
ただ、何だか、時間がなかった。

怠け者である。

やるべきことを、これでもかこれでもかと後回しにする。
忘れていたふりをするけれど、本当は忘れてなんかいなくて、
ちくちく心を痛ませる。
なのに、やらない。

できないほど忙しいわけではない。
たとえばそれは、1本電話を入れるだけ、とか、1階2階をもう1往復するだけ、とか、
そんなことであることも多い。
なのに、やらない。
やってしまえばちくちく心を突く不快さを取り払えるのに、やらない。

そういう怠け者なのに、この上更に、
もっと怠け者になりたいと、日々思う。

というか、見るからに怠けているような人に、なりたい。
というか、つまりは、
やるべきことを見極めて、最小の労力で物事をうまくこなせている人に、なりたい。
そういう人は、きっと怠け物に見える。

忙しそうな人には、なりたくないなぁ。

必死なことは、全く悪いことではないけれど、
そうありたくはない、見栄っ張りなのである。

『ゆっくりさよならをとなえる』 川上 弘美

以前も書いた気がするが、小説書きのエッセイを読むには、勇気がいる。
特にすきな作家の場合は、勇気がいる。

エッセイを読んで、あ、すきじゃないな、こういうの、と思ってしまうと、
どんな気に入った小説でも、ついその背景を思ってしまって、
素直に受け取れなくなる、くらいの散漫な気持ちでしか本を読めない身としては、
作家その人が直截に表れやすいエッセイというものは、勇気がいるのである。

それで私は、気になりつつも、本書を手に取ることをずっとためらっていた。
でも、これは、よかったなぁ。
多分、何度も読み返して、ほっとするだろうなぁ、と、そう思った。

似通った心性に触れたとき、気持ち悪さを感じることも往々にあるけれども、
しかし私はやはり、ほっとする。
肯定はときに苦しいものだが、やはり、ほっとするものである。

あ、と思うところとか、あっ、ではなく、あ、ね、
うん、そう、と思うところとか、たくさんあったし、
ほらね、と、おこがましくも人に言って回りたい内容もたくさんあったけれども、
まぁ書かないでおこう。

とりあえず、色んな本のことがちょこちょこ出てきて、
本を読みたいなぁ、と思いました。

そういえば、ここ最近は映画を観ていない。
あぁやっぱり、私ってそんなに映画すきなわけじゃなかったのね。
映画を観るのは体力がいるのだ、本ほど散漫な気持ちで接せられないのだ。

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2008年9月23日 (火)

ジョイフル

九州に行って参りました。

私は全体的にオーバードライブで楽しかったのですけれども、
次回はもっと一体感が出せるように頑張ります。
なんて、そんなことを言ったのはまさか私ではなく、ユズヒコ似の某氏でありました。

自覚しているなら最初からそうしてください。

しかし、初日の宿での5人の写真をなげちゃんから見せてもらったら、
各々別のところを見ていて、別のことをしているようだったけれど、
何となく一体感なるものを出していて、仲がよさそうに見えた。

旅行関連の思い出を時系列で。

私の誕生日のヨシヲメールとカラオケ。

餃子になった海、飲み屋から聞こえてきた怪しげな歌声。

味噌ビール。

ドタキャンとドタ参。

coldtopic家に忘れた携帯、ぎりぎり間に合った私と案の定遅れるhori。
プリッツとマーブルのなげの、駅弁の私。
やたら寒い車内にバスタオルをかぶる。
九州初上陸、暑い、沖縄かハワイに降り立ったかのように。
ヨシヲくん、chaos氏との再会、なげの帰れ命令。
予想以上の繁華街、焼きうどんに海鮮丼、餃子、JPS氏念願のたこ焼き。
スタバご当地タンブラゲット、しかしどこがどう福岡なのか。
JPS氏の軽やかな運転、私の文句、そして交代ごめんなさい。
町田町蔵大合唱、つるつるの壷、恐怖のハーモニーランド。
茶漉しがないと騒ぐ年長者2人。
ものすごくおいしいごはん、豊後アジ、仲居さんには嫌われた。
重なりあった6人分のおふとん、結局朝まであの状態。
貸切風呂、お風呂上りのchaos氏とのサシ飲み。
閻魔とむぎっ娘、珍しく芋はいただかず。
某氏就寝後の平和、いつもの面々からの電話、某氏起床後の不和。

白米をやたら食べさせたがる前夜の仲居さん。
みりん干しを焦がすchaos氏。
地獄巡りを断念させる大雨、やっぱりJPS氏と私のせいかしら。
うみたまご、あまりの眠さにひとり離脱。
なげのの家族と仲間たち、ペンギン、ペンギン、ペンギンの換羽。
大砲ラーメン、そしてまた餃子。
雨上がりの地獄巡り、やる気のない地獄たち、プリンはよろし。
JPS氏の興奮を呼ぶ秘宝館、カメラ小僧なげの。
JPS氏、なげの少年、私の3人で見るロマンポルノ。
ヨシヲくんとのしばしの別れ、chaos氏との今生の別れ、嘘。
運転を交代してくれた男前内柴正人。
JOYFUL、ジョイフル、何と言ってもJOYFUL、価格破壊JOYFUL。
ハンバーグ2枚にカレーにパフェってそりゃ気持ち悪くもなるよhori。
299円でてんこ盛りのかき氷、199円の梅酒に黒霧島、99円のつるつるうどん。
苦しんだ後の熊本、きれいな宿、袴のおねえさん。
某女史のデリカシーのなさを詰ったはずの某氏のデリカシーのなさ。
結果、4人でペイチャンネル、大丈夫です、目悪いんで。
風俗業界に生きる女性についてhoriと考え就寝、つけっぱなしのペイチャンネル。

熊本城をぐるっと回る、石垣を絶賛、熊本を絶賛。
キャベツ&コンドーム、おしゃれ泥棒、必殺仕事人。
うなぎとサーモンと馬刺しとウニ、hori曰くcoldtopic似の青年。
小倉への長距離ドライブ。
みんな寝ちゃうとつらいよね、と言いつつ眠りに落ちた最後の砦の私。
それでも無事小倉まで連れてってくれたhori。
レンタカー屋の前で出迎えてくれた、1日ぶりのヨシヲくん。
お年玉、本物のお年玉。
明太子代は流石に受け取れません。
お土産お菓子物色、めんべいかわいい、そして大容量で経済的。
新幹線改札前でヨシヲくんとお別れ。
帰るときは、いつだって淋しい、気軽に会える友人とでも淋しいのに。
気を取り直して駅弁購入、大名駕籠。
座席をぐるりんぱ、駅弁食べて、明太子食べて、黒霧島飲んで。
そんなことしてたら、品川だった。

あっという間だったな、楽しかったな。
やっぱり人と遊ぶのは楽しいし、旅行するのもドライブも楽しい。
九州、とひとくくりにしてしまうのも申し訳ないけれども、
今回見てきたところはどこも素敵なまちだったし、
今回見られなかったところもまだまだたくさんたくさん控えていて、
これはもう、またヨシヲ旅行しないとな、と思った。

でも近々行くつもりなのは、仙台。

とにかくよい週末を過ごせました。
みなさまどうもありがとう、wakくんも素敵な宿をありがとう。

毎度面子は入れ替わりますけれど、それでもみんななかよく楽しく遊びましょ。

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2008年9月15日 (月)

やさしくありぬれど

私は割と本を読む方らしい。
そんなに量を読んでいる自覚はないが、少なくともすきではある。

最近は流石にそんな質問もないが、趣味などを尋ねられると、
他にこれというものもないので、読書、か旅行と答えることにしている。

人に読書を求める気はさらさらないが、
やっぱり、何となく近しい読書癖のある人と話すのは楽しい。
霹靂が落ちることもあるし、活路が見出せることもあるし。
本の趣味で感性の親疎を測りやすいというのもある。

でも本を読むことばかりが情操を育むとはまさか思わないし、
本を読まない人を蔑む気も全くない。
むしろ、本でも読まなきゃいられなかった自分の暗さをたまに哀れに思う。

しかし逆からすると、中々そうも思われない。
則ち、本を読む人は本を読まない人を馬鹿にしている、との偏見。
あるいは非読書家自身の、
読書家に対して嫌味という意味でインテリという称を冠するに至るコンプレクス。

というのが、面倒だなとよく思う。

だから、本を読むのがすき、とか言いづらいなとよく思う。
同じ理由で、クラシックも美術も、たまに映画も、どうせ詳しかないけれど、
すきと言い出しにくかったりするのは、きっと、私だけではないと思いたい。

週末は、金曜にsuzuとへらへら飲んで、
帰りにばったりcoldtopicに遭遇、しゃがみこみ、
土曜は出社後帰省したら流石にへばって、
それでも日曜、つぁんとだらだらファミレス居座り、
最終月曜には、寒がりつつも、ゆきんとのんびりゆらり。

結果、思ったことは、
一緒にお酒を飲んでくれる、できれば年上の、のんびりとした男の人が、
どっかに転がっていないかなぁ、と、そういうことだったりもする。

さて、来週末は九州だ。
4日間乗り切れば、九州だ。

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2008年9月 5日 (金)

活かして用いる

昨夕突然、明日休んで夏休みを消化してくれと言われる。

どうせ休むなら涼しい日がよいのだが、そう計れるものでもないし、
金曜日だし、土曜日キャンプだし、ちょうど院展のチケットあるし、
来週は確実に休めないし、そしたら夏休み期間を逃してしまうし、ということで、
急遽休みをとることにした。

勘違いしている友人知人が多い気がするが、私はさして忙しくない。
確かに拘束時間は長いかもしれないが、その割に我ながら元気なのは、
つまり忙しくないからだ、と思う。

なので休日の度にやたら元気に遊びまわっている私がいる。
休日なのに、平日時間に目が覚めてしまうことに敗北感を覚える一方、
昼過ぎまで寝ているなんて、もったいなくてまさかできない貧乏性。

休むと決めた途端、さて何をしようか、
平日をどう有効利用しようかとあれこれ考えをめぐらす。
院展はマストとして、耳鼻科、銀行、平日ランチ、
いい加減、古文書室に挨拶にでも行ってみようかしら、などなど。

が、しかし、11時過ぎに仕事を終えて、久々に同期と帰途を同じくして、
翌日午前半休の彼と、翌日のない私は、
夜更けの妙な高揚感と、久々といううれしさから、
お約束通り、終電を無視して飲みにいってしまった。

平日有効利用計画はいずこへ。
結局、2時頃まで飲んで別れて、彼はタクシー、私は漫喫で始発待ち。

あぁ、これは昼間で寝て過ごす、無為な休日となってしまうかな、と思いつつも、
地元で耳鼻科の受付時間をチェックし、シャワーを浴びて、
アラームを11時にセットして、眠りに就いた。

4時間半は眠れるはずで、普段よりよほどよかろうと床に就いたはずなのに、
3時間後、ちょうど一週間前と同じ恐怖に飛び起きる。
何のことはない、寝るときにもマナーモードにし難い社用携帯が、
けたたましく鳴り響いてくれたのである。

で、案の定、恐怖を与えてくれたのは、
今起きた、午前半休にしといてお願いごめん、という恒例のメールであった。
私も今起きたとも。
メールしてくる相手と、覚醒した自分とに思わず苦笑。

それでも起きてみれば、窓の外は快晴。
せっかくの休みである、ここでお布団を干さないわけがない。
二度寝という退路を自ら断ち切り、何だかんだで休日を有効活用し始める。

こうして何だかんだで、ちゃんと午前のうちに耳鼻科に行き、
昼過ぎには都美にいて、昨夕の計画を取り戻す。

院展はよかった。
出品点数とサイズに対して、会場が小さすぎるという難点はあるけれども、
やはりあれだけのサイズの作品を、間近で見るのはうれしいもので、
近付いてみたり遠ざかってみたりと、存分に堪能。

月曜、出社したら、図録をねだってみようかなと企んだ。

都美を出て、どうしようかな、ととりあえずアメ横をぶらつく。
明日にはキャンプが控えてあり、何か食材でも買おうかと思いつくが、
しかし私自らクーラーボックスなど持っていきたくはない、
そもそも一体何を食べるつもりなのかもわからない。
めでたく現実に戻り、夕食用のはまぐりだけ買う。

ふらふらと秋葉原まで歩き、電車に乗ったのに、
ふと思い立ってわざわざ有楽町で降りて献血をし、
わざわざ無印に寄って買い物をして再び駅に戻ったら、
あぁわざわざあの広い無印の店舗をさ迷わずとも、
改札前に小さいのがあったんだった、と毎度覚える後悔を胸に、
大人しく帰宅したのだった。

あぁ、何だかんだで今日はよい日だったな、と満足。
して、重要なことに気付く。

あ、銀行行ってない。

落胆。
あぁもう、いつまで経っても、記帳できやしない。
そういえば研究室にも行きたがっていたんだっけ、などと思い出し、
引き続き落胆を覚える。

それでもまぁ、急の休みなんて、こんなもんだよな。

『海に住む少女』 シュペルヴィエル

フランス版宮沢賢治、だなんて、そうかな、そうかも。
でも宮沢賢治はそんなにすきじゃないけれど、この人はすきだな。
意味を見失った行為をひたすらに繰り返す青年に、涙。

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2008年9月 2日 (火)

自動販売機

どうも最近、更新が滞っている。
まぁ旅行についてはだらだらと書いたけれども。
今日は飲まずにまっすぐ帰ってきたので、下らないことでも書いておこうと思う。

最近気になっていること。

飲み物でも食べ物でも煙草でも自販機があるが、
補充の場面に誰しも何度か遭遇したことがあると思う。
珍しいものではない。
あまりにありふれた風景で、もはや気にも留めていない。

が、コンドームの自販機の補充の場面に出くわしたことは、いまだかつてない。

毎日毎日、通勤路で、あのやたらレトロなコンドームの自販機を目にするのだが、
あれは定期的に補充されているのだろうか。
補充されるほどに販路はあるのだろうか。
あんな古臭い、胡散臭いパッケージは、今日びお店で見掛けやしない。
付近にコンビニもないし、夜半に困った人が買うこともあろうが、
しかしいつ補充されたかわかったものではなく、劣化の虞もあるのじゃなかろうか。

先日、スペインに行ってきたゆきんちゃんは、
わざわざ私にお土産を見繕ってくれたが、
その際、I LOVE MADRIDと、ちなみにLOVEはハートマークだが、
そのように描かれたスキンをネタとして買っていこうかと思ったらしい。
が、彼女はそれを思いとどまった。
スペイン製の品質を信じられず、もしや役目を果たしてくれなかったら、
と先を案じてくれたらしい。

と、毎朝毎朝、件の自販機を目にするたびに、その話を思う。

そんなわけで、たとえ困っても、自販機は利用したくないなと思うのである。

下らない話ですけれども、まぁ朝からそんなことを考え、
ここ最近ずっと気になってはいたものの、
仕事中に誰に話すべき内容でもなく、
かと言って酒席の頃には忘れる程度の引っ掛かりであって、
でもふと思い出したから、書いておこうと思った。

品がないにも程がある。

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