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2008年2月25日 (月)

この氷溶けるまで

4年以上続けたバイトが終わった。
というか、バイト先が閉店した。

デパートの閉店に立ち会ったのは初めてだったが、
お正月のセールにすら行かない私には、恐ろしいものであった。

馬鹿みたいな値段で、ものが、と言って所詮売れ残りだが、ものが飛び交う。
閉店15分前には、雑貨屋さんが10円均一を始め、
その放送が流れた途端、人が流れていった。
手にしていたものをそのまま放っていくものだから、
残された店の陳列棚は、目も当てられない惨状だった。

普段はおされな店員のおねえさんたちが、
赤い揃いの法被を着て、メガホンをふるっているのを見るのは、どうも淋しい。
最終日だからなのか、安い水商売のおねえさんのような、
てらてらのドレスの店員もいたが、どうも淋しさを増す。
騒々しいのに、淋しい。

まぁ、そう言いながら、私もつい時計を買ってしまったわけだけれども。
それもスーツには合わせられないような、カジュアルなものを。
人の家に忘れないようにしよう。

閉店後、カフェのフロア内でそのまま慰労会が催された。

本社のおじさんたちがたくさん来たが、
4年も働いた割に、名前が全くわからなかった。

後輩が泣きそうになっていたが、私は不思議と、さしたる感慨もなかった。
たかだか2年間のゼミでは、泣きそうになったくせに、不思議。
でもやっぱり、帰りのバスで色々思い出していたら、淋しくなった。

4年間続けた、というが、ある面では辞めさせてもらえなかった、というのもあって、
4年間のうちに、不当なこともままあった気がする。
気がするが、それも含めて楽しめたのは、
ひとえにバイト仲間に恵まれたおかげである。
ありがたい。

慰労会なんて、あくまで形式的なもので、
知らない人ばかりがお店を惜しんでいて、そりゃ感興も湧くまい。
私はただ、またみんなと飲みにいければ、それでいい。

しかし淋しくなることが多いな。

本を読みたい。
そう言って読むのはどうもすかないが、読みたいなぁ。

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